【女性社労士が解説】乳がんで障害年金をもらえますか? - 宇都宮障害年金サポート

【女性社労士が解説】乳がんで障害年金をもらえますか?

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こんにちは社会保険労務士の笠原です。

乳がんの方は症状によっては障害年金の受給が可能です。

こちらの記事では乳がんの方向けに障害年金の解説をします。


乳がんとは

乳がんは乳腺の組織にできるがんです。

日本人女性の乳がん罹患数は2021年予測で94,400人と、がんの中で最も多くなっております。
9人に1人が乳がんになるという計算です。


障害年金とは

障害年金とはけがや病気で日常生活に支障が出た場合に受給できる社会保障制度です。

うつ病を代表とする精神疾患や糖尿病・がん等幅広い傷病で受給が可能です。

原則20歳から64歳の方が対象となります。



障害年金を受給する条件

障害年金を受給するためには下記の条件を満たす必要があります。

①原則20歳から64歳までの人が受給ができる  

②年金保険料を一定期間納付している

③日常生活や就労に支障がある

④「初診日」(その病気に関する症状で初めて病院に行った日)を証明できる


がんの障害年金認定基準

がんの障害年金の認定基準はこちらです。

ご自身が等級に該当をしそうかご確認ください。

1級著しい衰弱又は障害の為、身のまわりのことが出来ず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲が概ねベッド周辺に限られるもの
2級衰弱又は障害の為、次に掲げる状態に該当するもの
(1)身のまわりのある程度のことは出来るが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出などがほぼ不可能となったもの
(2)歩行や身のまわりのことは出来るが、時に少し介助が必要で、軽労働は出来ないが、日中の50%以上は起居しているもの
3級著しい全身倦怠の為、次に掲げる状態に該当するもの
(1)歩行や身のまわりのことは出来るが、時に少し介助が必要で、軽労働は出来ないが、日中の50%以上は起居しているもの
(2)軽度の症状が有り、肉体労働は制限を受けるが、歩行・軽労働・軽い家事・事務などは出来るもの
障害手当金(1)身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を
加えることを必要とする程度の障害を有するもの


乳がんで障害年金を申請するポイント

診断書

乳がんの申請では「その他の診断書」(ダウンロードはこちら)を使用します。

病状によって日常生活にどのような支障がでているかという観点も重要となります。

医師に診断書を依頼する際は現状をしっかり説明してみてください。

なかなか説明が難しいという場合は社労士の力を借りることもおすすめです。


女性社労士にご相談ください

ここまでご覧いただきありがとうございます。

私は女性社労士として多くの女性の相談者様にご連絡をいただいています。

乳がんの方の場合、特に男性に話しにくいこともあるかと思います。

一人で悩まず一度当事務所にご相談ください。

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