性別	女性
年齢	40代
傷病	双極性障害
就労状況	無職

相談時の状況

ご本人に就労歴はなく、初診は20年以上前で県外のクリニックでした。

長らく軽快と悪化を繰り返していたものの、自分は障害年金の要件には該当しないという思い込みからこれまで申請は考えていなかったものの、ご家族の勧めでお問い合わせしてくださいました。

面談時の見解

無料相談でお話をお伺いしたところ、カルテ保管期限の関係により初診日の証明が困難なことと、うつ状態の症状である意欲低下により現在の主治医の方へ症状が正確に伝わっていない懸念がありました。

申請までの経緯

対人恐怖が強く直接の面談や電話ではご本人の負担が大きかったため、主にLINEでのやり取りによりヒアリングを行いました。

LINEではご自身の病歴や症状について詳細に記していただけたため、診断書の依頼書類を作成し無事現在の症状が反映された診断書を取得することができました。

初診日の病院に問い合わせたところ、やはり20年以上前のためカルテがなく受診状況等証明書の発行はできないとの回答でした。

何か方法はないかともう一度ご本人に当時のことを思い出していただいたところ、初診時の主治医が独立開業したクリニックへ転院したとのお話がありましたので、その転院したクリニックへ問い合わせをしました。

カルテに初診から転院の記録も残っていたため経緯を記載していただいた受診状況等証明書を取得することができました。

結果

基礎年金2級（子の加算1人）で受給が決定しました。当初、受給の可能性があるのかも分からないままご相談に来て下さった状況だったこともあり、結果に大変喜んでくださいました。

ご自身では書類の取得が難しいパターンでも社労士に依頼することで解決できる場合もありますので、諦めずにまずはご相談いただければと思います。

無料相談受付中

当事務所では障害年金についてのご相談を無料で受け付けております。

障害年金について詳しい説明が聞きたい・障害年金の申請方法がわからない・受給資格は満たしていそうだが、体調が悪く申請が難しい…といったお悩みをお持ちの方は是非一度ご相談ください。